映像を映すものといえばディスプレイやスクリーンなど様々ですが、こんなところにも映してしまおうという新技術が開発されました。
妙に立体的なコンピュータ・グラフィック。これはいったい…?
こちらの車が走っている映像はプロジェクターによって映し出されているものなんですが、実はこちら、このような模型に映しだされたものなんです。
三菱電機が開発した「シェイダランプ」というこの技術。スクリーンの代わりとなる物体の情報をカメラで撮り込み、それに対応した映像を投影することで、スクリーンに映すよりも立体的な映像を見ることができる。コンピュータが投影する物体の形をリアルタイムで認識しているので、物体を動かすと映像も動きに対応する。今のところ製品化は未定だが、この技術を応用して、考えられたのがこれだ。
これはシェイダランプを応用して店頭でのディスプレイを想定したものです。センサーを使用することによって、このように商品に触れることでその商品の情報を知ることのできるものです。
「スクリーンに映すよりもより実物に近い映像が見られる。商品のプロモーションやディスプレイ用に製品化を図っていきたい。」(荻野正さん・三菱電機)
来月から展示会などに出展して、需要を見極めていきたいというこの技術。近い将来、プレゼンテーションの常識となるのだろうか。
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